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三題噺・落語福袋 メーキング

昨日、伝楽亭お参りましたところ、の客席のテーブルの上に、ミカンが一つありまして、それを見て、

「おみか〜ん!」

と思ってしまっていましたのは、まだ、三題噺をするともしないとも決まっていないときでしたが、《忘年会》《福袋》《黒豆》と、お題をいただきました後でも、この、

「おみか〜ん!」

が、頭の隅にありまして、噺の筋立てもいただいたお題に関わるオチやなんかも、なんにも考えていないのに、何となく、オチは、

「おみか〜ん!」

というイメージがありました。

 

さて、実際にどんな噺にするかというところで、問題になりますのが、《忘年会》と《福袋》という、年をまたいだ二つの言葉をどう関連づけるか、というところでした。

でも、デパートやスーパー、コンビニエンスストアなどで初売りに出される《福袋》は、前の年の瀬に用意されているものですから、《忘年会》が終って《福袋》を準備するという場面を考えまして、次に《黒豆》をどうするか、「豆に」とか「苦(黒)労する」とか、シャレで噺をオトすことも考えましたが、伝楽亭で開かれている会で、お客様も伝楽亭のお馴染みさんばかりでしたので、伝楽亭に縁のある《黒豆》をそのまま《福袋》に入れることにいたしまして、そういたしますと、もう、伝楽亭の《福袋》になりますから、その他、落語のネタに出てくるモノを入れていって、最後は、

「おみか〜ん!」

というオチに収めることができました。

 

ちなみに、1月2日に、伝楽亭でアタクシの他、誰が出るやらわからん落語会が開催されますが、そこで《福袋》が配られることはありませんので、当日、

「福袋がない? そら、約束が違う!」

てなことはおっしゃらないように、お願いいたします。