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枝雀落語の神髄を喝破する南原清隆さん!

上方の落語家、桂枝雀師がお亡くなりになって、今年で、18年になります。

それでも枝雀ファンは多く、著名人の中にも、信奉者は少なくありません。

CDも多数販売されています。

 

小学館のDVDBook『桂枝雀名演集第3シリーズ2〈不動坊〉〈猫の忠信〉』の帯には、お笑い芸人の南原清隆さんの、

『落語って想像させる芸なのに歌舞伎みたいに「これだっ!!』ってみんなの想像を目の前に持ってくる』

というキャッチフレーズが記載されています。

 

ときおり高座で、

「落語はお客様に想像していただく芸でございますから、皆様、想像力を……」

てなことをマクラでお話しになる落語家がいらっしゃいますが、アタクシ、以前からこれが妙に引っかかっておりまして、

「それは下手な噺家の言い訳ではないのか……」

などと歪んだ見方をしておりました。

確かに、落語はお客様に想像していただく芸に違いはなく、落語を初めてお聞きになるお客様や、中にはマナーのよくないお客もおりますから、そうした注釈もあってしかるべきかとも思いますが、そんなことをいちいち言わなくても、うまい人はお客様を笑わせていらっしゃいます。

そんなアタクシの疑問を、さすがは当代一流のお笑い芸人でいらっしゃる南原清隆さんでございます、見事に晴らしてくださいました。

 

『歌舞伎みたいに「これだっ!!」ってみんなの想像を目の前に持ってくる』

 

アタクシ、これで言い訳ができなくなってしまいました……