昨日、伝楽亭で俳句会が開かれました。
かかし宗匠の他に、参加いたしましたのは、はな嬢、しぶき嬢、美里嬢、緑生師とアタクシでございましたが、都合で参加できないけれど、投句された方も三名おいらっしゃいましたから、結構な句会となりました。
季題は、暮れ新年ということで、アタクシは、笠地蔵を意識いたしまして、
〈小晦日や地蔵に蓑笠着せ忘れ〉
てな駄作を作ってしまいましたが、案の定、どなたからも支持されませんでした。
まあ、今回はかかし宗匠の俳句も選に漏れておりましたから、
「アタシもとうとうかかし宗匠の域に達したな……」
と喜んでおりましたらば、
「今回は私もうまく作れなかったでけで、アアタと一緒にされとうはございまへん!」
と、言われてしまいました。
結局、大掃除のあとに残された古雑巾を詠った、美里嬢の作品がたくさんの支持を得ておりました。
「おかしいなぁ、笠地蔵で、受けると思うたのになぁ〜」
(やっぱり巧いてなことを言うてもらおうと思てるやないかい!)