池井戸潤氏原作の『半沢尚樹シリーズ』のテレビドラマで、堺雅人さん演じる主人公の決め台詞が、
「倍返しだ!」
で、これが当時、流行語になりました。
不可逆的に慰安婦問題の解決を約束したはずなのに、韓国は履行するどころか、朴大統領の辞任で、次の大統領候補と思われている人物は、日本が支払ったお金を返して反故にしようとしているという報道を目にしましたが、もしそうなら、我々は、
「倍返しだ!」
と詰め寄るべきではないかと思います。
婚約を破棄された場合、法的にも、
「倍返しだ!」
と言えるようです。
約束を破れば、違約金が課されるのは当たり前で、だからこそ、アタクシは違約金が発生しそうな約束は交わさないように生きております。
ただ、《倍返し》の本来の意味は、
〈贈り物などを受領した際に、そのお礼としてその倍額に相当する金品を贈ること〉
だそうで、それに従えば、他人様の情けにすがって毎日を送っておりますアタクシなどは、それこそ、
《受けた恩の倍返し》
をしなければなりません。
さいわいにも、アタクシがそんなことを言われることがないのは、毎日、皆様に笑っていただけるように精進しておりますからで、もし、笑っていただけなくなったら、
「これまでの恩を、倍にして返してもらおうか!」
てなことを言われるやもしれません。
え?
(笑ってやってる恩も倍にして返せ!)