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歴史に名を残すチャンス

昨日の大相撲初場所13日目に、十両の字良関が、『たすき反り』という珍しい技で、天風関を破りました。

『たすき反り』は、相撲協会が決まり手を始めた昭和30年以降、十両以上では初めてだそうで、それ以前では、昭和27年春場所の幕内で、常の山が大内山に決めた記録があるそうです。

報道によれば、字良関は、

「名前が残ればうれしい」

と語ったそうですが、破れた天風関は、

「僕が歴史に名を残すときは負けている」

と苦笑いを見せたそうです。

 

現役引退が決まっている将棋の加藤一二三九段が、昨日の、第88期棋聖戦の2次予選で、飯島栄治七段に勝って、77歳0ヶ月の最高齢勝利記録を達成しました。

加藤一二三九段の名前は、もちろん将棋界の歴史に残りますが、同時に破れた飯島栄治七段の名前も残ります。

 

歴史に名前を残す方法は、いくつかありますが、敗者となる、というのも、一つの手段ではないかと思います。

「そんな不名誉なことで名を残すなんて恥ずかしい……」

なんてことを思う必要はありません。

 

アタクシだったら、

「オレがいなければ相手は歴史に名を刻むことはなかったんだぞ〜」

と自慢して回るところですが、残念ながら、まだ、そうしたチャンスに恵まれていません。

 

例によって例の友人にそう語りましたところ、

「キミの場合、天風関のように、飯島栄治七段のように、歴史に名を刻もうという誰かを相手にするチャンスを手にできるほど、何かに秀でているわけでもないし、続けていることもないからね」