今さら、何でございますが、実はずっと『目線』が気になっています。
「上から目線でモノを言うな」
とか、
「もっと国民目線で考えてほしい」
とか、
「客目線で商品開発を……」
とか、『目線』が頻用されていますが、『視線』とどう違うんだ、と思っておられる方は少なくないようで、ネット上でもそれに関する記述は少なくありません。
この二語については、《知的漫遊紀行(楽天ブログ)》に詳細な考察が記されていますから、それを上回るほどのなんやかやを拙ブログで垂れることはできません。
ただ、『目線』というのは、本来、その立場を表す『視点』と表記すべきではないかと思います。
つまり、
「上位者の『視点』で……」
「国民の『視点』で……」
「客の『視点』で……」
という形でいいのではないかと思います。
そんなことを例によって例の友人に話しましたところ、
「『目線』『視線』『視点』の三つについても、そんな解説はいっぱいあるぞ。にもかかわらず、あえて話題にするの、魂胆があるからだろ」
「いや、そんな魂胆なんか……」
「確か、キミの著書の中にも、〈シカ目線で……〉てなキャッチフレーズがあったよね」
え?
(いつものように自虐オチをつけるふりをして自分の本の宣伝をするな!)
失礼致しました。
今日の拙ブログのネタに困りまして、つい出来心で……