応用できる表現の条件

今日、 職場の女性が、

「ノースマイル ノーライフ」

と、おっしゃていました。

 

この、

「ノーなんちゃら ノーほにゃらら」

という表現で連想いたしますのが、平成の一号ライダー、仮面ライダークーガの主題歌(歌・田昌之さん 作詞・藤林聖子さん 作曲・佐藤秀彦さん 日本コロンビア)にあります、

「ノーペイン ノーフェア」

というフレーズですが、最近は他にも、

「ノーライフ ノーミュージック」

「ノーマネー ノーライフ」

など、いくらでも応用が利く表現として活用されているようです。

 

その元は、

「ノーペイン ノーゲイン」

と、韻を踏んだ表現のようです。

 

世の中に出回る言葉の基本的条件は、その内容の善し悪しではなく、

〈韻を踏んだ対句表現〉

かと思います。

 

 かのレイモンド・チャンドラー氏が生み出したフィリップ・マーローの、

「強くなければ生きられない。優しくなければ生きる資格はない」

も、一世を風靡した言葉で、これも、いろんな応用表現を生み出しました。

 

「飲んだら乗るな。乗るなら飲むな」

という標語も、同様です。

 

ということで、本日は、

「オチがなければ面白くない。面白くなければ書く資格はない」

「ノースマイル ノーパフォーマンス」

 

やっぱりオチませんでした……