いよいよ明日から、プレミアムフライデーが始まるそうです。
初めて耳にいたしましたときに、
「金曜日にどんなプレミアがつくのだろうか……」
と、考えてしまいました。
本来の英語の意味から考えますと、金曜日の価値に割増金がつく、あるいは付加価値がつくということになるかと思いますが、なんのことはありません。
金曜日の仕事を、午後3時までにしよう、てなことのようです。
プレミアのついたチケットなら、ダフ屋が扱っていそうなものですが、どうやら国が旗を振って、一流企業がそれを扱うようで、まあ、とかく問題になっております働き過ぎの抑制と、もう一つ、消費の増加を図って経済の活性化も、お上は狙っているようです。
でも、改めてプレミアムフライデーなんて捻り出さなくても、アタクシなんぞはプレミアムな毎日を送っております。
ただ、残念ながら、お上の目論む経済の活性化に貢献しておりません。
毎日、プレミアムなはずなのに、付加価値も割増金もまったくありません。
これは、いったいどういうことでしょうか……
この矛盾を例によって例の友人にぶつけてみましたところ、
「本来、価値があるものに、割り増しやら付加やらが認められるのであって、キミの場合、最初から価値があるわけではないから、プレミアムな感じがなくても不思議ではない」
そう言われまして、
「なるほど」
と納得したような次第であり……
あれ?
ほんまは納得したらあかんような……