昨日の国会では、ブーメランがきれいに飛んでいたようです。
首相や大臣を追求するために放った民進党の質問が、そっくりそのまま、
「民主党政権時代にもやってたんやおまへんか〜」
と、返されていたようです。
このブーメラン現象は、政界だけに見られる現象ではありません。
先生が生徒に、
「こら、ちゃんと授業を聞け」
生徒は先生に、
「そういう先生は、私たちの言うことをぜんぜん聞いてくれへん〜」
係長が部下に、
「ほんまにお前は飲み込みの悪い奴やな」
と言うのを聞いておりました課長が、
「お前もそうや」
たいがいの方は、自らブーメランを放つつもりで何かを仕掛けるわけではありませんが、うっかりしておりますと、それがブーメランになってもどってきて、我が身を傷つけることになります。
傍で拝見しておりますと、非常に面白うございます。
でも、最初からブーメランとして投げると、戻ってきたときに見事にキャッチすることができて、拍手喝采となります。
ですから、この手法は、ショートショートや小噺なんぞの、オチの定型の一つにもなっております。
まあ、改めて申し上げるまでもないかとは思いますが、拙ブログでも、このブーメラン手法を使っております。
こんなことを例によって例の友人に申しましたところ、
「でも、キミの場合、ことごとくキャッチできてへんで」