ゴルゴ13・パート1 外務省からの依頼〜うさぎのように臆病であれ〜

本日、外務省のホームページに、ゴルゴ13(作 さいとう・たかをさん)が掲載されました。

 

昨日のドラマにケチをつける話の続きではありませんが、作中にもある、

「うさぎのような臆病者」

ではずのゴルゴ13が、のこのこ外務省の受付を通して大臣室に入っていました。

たぶん、外務省からの依頼で、外務省の大臣室での接触となったのでしょうが、これはゴルゴ13のルールに違反します。

どうせなら、

「テロのリスクの低い場所で……」

なんて徹底した設定がよかったのではないかと思います。

 

さらに読んでいくと、

「レストランや公共交通施設、イベント会場など、不特定多数の多数の人が集まるソフトターゲットで、短期留学生や旅行者が被害に遭う可能性がある」

だから、

「自分の身は自分で守る意識を持て」

ということが記載されていますが、さて、この依頼を引き受けたゴルゴ13は、どのようにその意識を具現化してくれるのでしょうか。

 

たとえば、ソフトターゲットでテロの予兆を察知するポイントや、発生したときの対応など、具体的なアイデアが示されたなら、消防訓練のように、避難訓練のように、テロ被害回避訓練まで実施すると、意識もより高まり、現実に起こるテロにも、多くの邦人は適切な対応ができるのではないかと思います。

 

もちろん講師は、アメリカ国防総省の高官を名乗るデューク東郷しかいません。