証人喚問〜胡散臭い言葉〜

証人喚問について、これほど勉強したことはありません。

 

築地から豊洲への市場移転に関する百条委員会での石原元東京都知事の証人喚問もさることながら、昨日の籠池氏の証人喚問のテレビ中継で、それがどのように始められるのか、また、どのように進められるのか、といったところを見ることができて、さらに、証人喚問という場は、世の中に自分を認知させるための一つの手法になるんだ、ということもわかって、よかったと思います。

 

また、その発言に関するマスコミ報道も重ね合わせてみると、

「控え室は玉座の間」

だった、という首相夫人の言葉に対して、園長室だったと述べている点や、講演の十万円の謝礼を入れた封筒を、

「お菓子の袋に入れて渡した」

などというところに、隠し部屋や菓子箱の下に並べた小判といった、時代劇に登場する悪代官や悪徳商人の匂いが感じられて、コトの真偽はともかく、こやつはやっぱり胡散臭い輩ではないかと、アタクシは思ってしまいました。

 

そんなことを考えおりますときに、コンサート会場でゴキブリをまき散らして逮捕された輩のニュースが耳に入ってきまして、そのゴキブリ野郎となんとなく重なってしまいましたのは、アタクシが短絡的な人間だからでしょうか……

 

ところで、昨日の午後はどのチャンネルでも証人喚問中継を放送していましたが、おかげで、『相棒』の再放送が見られず、その意味で籠池氏には腹立たしさを禁じ得ません……

 

え?

(オマエの言葉がいちばん胡散臭い!)