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新入社員に本格の掟を……

昨日、入社式が行われ、明日から新入社員研修が始められるところが多いかと思います。

 

 

先日、久しぶりに会いました友人の姪が、広告業界大手のD通に入社したと申しておりました。

過労自殺問題で、D通はそれまで自社の手帳に掲載していた仕事の鉄則を今年度から削除するという話題は、拙ブログでも触れたかと思いますが、では、削除して、仕事にどのように取り組むべきか、という教育は、どのように転換されるのか、という点が報じられるのは、これからでしょうか?

 

池波正太郎さんの『鬼平犯科帳』には、

『人を殺めず』『女を犯さず』『盗まれて難儀する者からは盗まず』

という掟を守る盗人を、本格の盗人、そうでない盗人を、〝急ぎ働き〟〝畜生働き〟と称して区別し、それがまたドラマ作りの要素にもなっています。

 

仕事の手順などは、慣れてしまえばどうということはありませんが、もっとも重要なのは何か、という点を疎かにしないことが、研修の最重要事項かと思います。

 

残念ながら、アタクシにはそれが抜けておりますようで、仕事の不備を指摘されましたときには、

「今どき、本格の仕事なんて悠長なことはやってられねえ。〝急ぎ働き〟で何が悪い……」

と、申しましたら、

「どんなにかっこつけても、手抜き仕事、やっつけ仕事でしくじったことに違いはないよな……」