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自分をコントロールできる幸運

興大臣が記者に対して、うるさい、などと暴言を吐いたことについて、テレビのアナウンサーやコメンテーターなどは、

「もっと自分をコントロールしないといけない」

 

中学校の先生が、感情が高ぶって体罰に及んだことについても、テレビのアナウンサーやコメンテーターなどは、

「もっと自分をコントロールしないといけない」

 

アタクシは、自分で自分をコントロールできない人間です。

誘惑にはすぐに負けてしまいます。

「誰も見ていないからといって、そんなにチョコレートばかり食べてはいけない……」

と思いながら、食べてしまう輩です。

「素敵な女性に見とれてはいけない」

と思いながら、だらしなく見とれてしまいます。

 

実の子供が何者かによって命を奪われたなら、アタクシ、自分をコントロールすることなく、そいつの命を奪いにいきます。

いえ、そっちのほうに自分をコントロールすると言ったほうがいいかもしれません。

ドラマや映画で、ときどき、復讐のために殺人を重ねようとする犯人が、最後の一人を目の前にして主人公なんかに説得されて崩れ落ちるシーンなんかありますが、それを見ながらアタクシは、

「くじけるな。やってしまえ。いいから、やってしまえ」

と思いながら見ています。

 

自分をコントロールできずに、実の父親に暴言を吐いたこともあります。

まだ、吐くかもしれません。

 

世間は、自分をコントロールすることを求めますが、果たして、それを求める人たちは、どれほど自分をコントロールできるのでしょうか……

 

もし、自分で自分をコントロールすることができているのだとしたら、それは運がよかっただけのようにも思います。

 

テレビカメラを前にして、その立場にない御仁が、

「自分をコントロールしろ……」

などと、済まして口にするのは、いかがなものかと、自分をコントロールできないアタクシなんぞは、思ってしまいます。

 

ああ、自分をコントロールできずに、ブログに書いてしまいました……

 

え?

(だから、オマエはそんな人生を送っているんだろ……)