《そこまで言って委員会NP》の企画力

スタジオ観覧に言ってから、やはり番組に親しみがわいて、今日も《そこまで言って委員会NP》を見てしまいました。

今日は、アメリカ、中国、北朝鮮、ロシアの首脳の本音を、それぞれの専門家が七つの質問に答えて明かしてみようという試みで、番組に出たことによって命を狙われるかもしれない、という話もある中で、いつものメンバーとのやりとりがなされていました。

 

他局では決して笑いごとにはならない、あるいはバラエティ番組では底の浅い、政治、経済、外交、社会問題を、毎度、深く穿ちながら、それでいて笑わせてくれるこの番組の企画力には、感心いたします。

 

最近のドラマでは、人気俳優の、数年先のスケジュールを押さえておいて、あとから人気作品を原作とするシナリオを作って撮影するという制作手法がとられているということのようですが、俳優も原作も人気を優先した企画ばかりでは、あまりに安直で無難なドラマばかりが量産されるだけのようにも思います。

 

近年、ブームと言われている落語も、少なくとも関西では、一部の人気落語家が登場する落語会は盛況でも、そうでない噺家の落語会は、集客に苦労しているようです。

何人かの噺家が見慣れた高座に上がって口演する落語会という形式にも、本当はもっと斬新な企画が必要なのではないかと思います。

 

「それで、具体的にどうするんだ」

と、例の友人に問われて、

「さあ、それをあんたに相談に来た」

 

毎度、企画力の欠片もないブログでございます。