昨日の日本経済新聞(朝刊)のコラム〈春秋〉に、
『ゴールデンウィークを廃止しよう——。』
という、元投資銀行のアナリストの提言が取り上げられていました。
観光における大型連休の経済効果が大きい反面、それに依拠するために創意工夫や個性の芽を摘むと言うことです。
「ゴールデンウィークはどこに行きますか(行きましたか)?」
てな金太郎飴質問がもっとも聞かれる時期でもありますが、
「あっしにはかかわりのねえことでござんす」
と、例年、背を向けているのはアタクシだけではないかと思います。
すでに存在しているものに頼っている限り、新しい何かは生まれません。
〈春秋〉は、ゴールデンウィークを廃止するということは、働き方改革の一環としてみんなが一斉に休みをとる習慣を変える、休み方改革である、と結んでいます。
ただ、アタクシ、毎年ゴールデンウィーク中、みんなが休んでいる間にまとめて仕事をしていますので、廃止されると困ります。
また、今年は、期間の最後、5月7日(日)午後2時から例によって伝楽亭で《三題噺の会》を開催いたしますので……
え?
(やっぱりそこに持っていくのか!)
おっと、誤解しないでください。
《三題噺の会》とは言いながら、実はシンキングタイムの梅丹亭小なんさんの古典をじっくりお聴きになりたいという方がたくさんお見えになる会でございます。
よろしければ、お越し下さい。
でも、シンキングタイムの小なんさんの落語を聴いてすぐに帰るなんてことは止めてくださいね……