今日の『サワコの朝』(MBSテレビ)のゲストは、女子プロレスラーとして活躍されたタレントの北斗晶さんでした。
高校を中退して女子プロレス界に身を投じ、つらいことも多々あったそうですが、
「夢があるから、どんなつらいことにも耐えられる」
とおっしゃっていました。
まさにそのとおりで、夢を叶えた人は、皆さん、そうおっしゃいますし、だから、世の中の多くの方は、
「夢を持て」
と宣います。
ただ、こうして語られる夢に引きずられて、夢を持たなければならない、と思い、夢のない自分に焦燥感を覚えたり、失望したりする人も少なくないのではないかと思います。
中には、これこそ自分の夢だと思っても、耐えられずに挫折してしまう人もいらっしゃるかと思います。
「夢があるからどんなつらいことにも耐えられる」
裏返すと、
「つらいことに耐えられなければ、それは夢ではない」
ということでしょうか……
夢という言葉は、ひどく残酷なもののように思います。
続いて視聴致しましたのが、NHKの朝の連続ドラマ『ひよっこ』で、
「働くのが好き」
という言葉が出て参りました。
夢だとか成功だとか、そんな御託を並べることなく、ただ働くことが好きだとおっしゃる方も、世の中にはたくさんいらっしゃるように思います。
ただし、アタクシの経験から申し上げますと、そうした方は、女性に限っているように思います。
問題は、幻をいつまでも夢だと勘違いしながら、働くことが好きではないアタシは、どうやって生きていけば、いいかということでございます……
でも、大昔、バラクーダが歌っておりました『チャカポコチャ』(作詞・岡本圭司さん 作曲・ベートーベン鈴木さん 徳間ジャパン)のサビの部分、
「それでもあなたは生きている〜🎶」
が、アタクシ、大好きです。