脳の研究が進んで、男性の脳と女性の脳の違いが解明されつつあるようです。
これらを、会話術、あるいはコミュニケーション術といった方法論と照らし合わせてみますと、たとえば、
「結論から述べる」
「ポイントを絞る」
といったテクニックは、男性脳に由来する方法ということになります。
これに対して、
「傾聴する」
「共感する」
といった教えは、女性脳に由来するポイントになります。
人間関係を構築する際にも、ビジネスライクに人間関係を構築するなら、
「話が早い男性脳的な対応」
が適しているようですし、プライベートな人間関係を築きたいなら、
「安心と信頼感を求める女性脳的な対応」
が適しているのではないかと思います。
世の中に出回っているコミュニケーション術も、毎度、教科書通りに使っていては効果は薄いということが言えるかもしれません。
つまり、状況と相手によって変えることができる柔軟性が必要かと思います。
人工知能を持ったアンドロイドの研究も、今後、発展していくかと思いますが、状況に応じて男性脳的な対応力と女性脳的な適応力を備えた人工知能も必要になるのではないかと思います。
ただ、これだけのことを理解しているのに、いつも誤った対処で後悔ばかりするアタクシの脳をどうしたもんかというところが、問題でして……
え?
(どうにもならん!)