日本の職場に必要な言葉

日本の社会では、職場において、

「真面目にやれ!」

というのが基調になってはいるように思いますが、心の中で、

「笑いがほしい!」

と願っている人も少なくないのではないかと思います。

 

また、職場に笑いを提供したい方もいらっしゃるかと思いますが、なかなかそれができないのは、職場の緊張をほぐす言葉が、日本社会には少ないことが要因の一つになっているのではないかと思います。

 

たとえば、困ったことが起こったら、

「困った困ったコマドリ姉妹」

何かしくじってしまったら、

「しまったしまった島倉千代子

なんて言葉は、吉本新喜劇の島木大先生によって広められました。

 

かつては、クレイジーキャッツ植木等先生が、『だまって俺について来い』(作詞・青島幸男氏 作曲・萩原哲晶さん)で、

「そのうちなんとかなるだろう」

と歌っておられました。

 

職場の緊張をほぐす言葉をあえて探すなら、これぐらいかと思います。

でも、これではあまりに少なく、もっといろんな言葉があってもいいよういに思いますので、最近、耳に触れたり考えたりした言葉を挙げてみたいと思います。

 

思い通りにいかないときには、

「まいったまいった、まあいいか」

 

途方に暮れたときには、善後策を思いつかなかったとしても、

「どうしよどうしよそうしよう」

 

白か黒かどちらか明確にしたくない場合には、

「白か黒か玉虫色か」

 

なんて言葉を、使う使わないに関わらず、自分の中にストックしておくだけで、なんだか楽しくなるのではないかと思いますが、いかがでしょうか?

 

え?

(実際に使った結果について損害が発生した場合は、どないしてくれんねん!)

御心配には及びません。

アタクシの経験から申し上げますと、大きな損害が生じることはありませんから……

 

え?

(オマエが損害に気ィついてへんだけやろ!)