今日の『サワコの朝』(MBSテレビ)のゲストは、ドイツで活躍するサッカー選手、長谷部誠選手でした。
かの地でキャプテンまで務めた方で、いろんな国の選手をまとめるのは、かなり大変だったようです。
アタクシも、学生時代に似たような立場を一年間、務めたことがありますが、まあ、簡単にこちらの言うことに従ってくれません。
おかげで、今でもアタクシは、先輩を先輩と思わぬ後輩たちに囲まれて、三題噺なんぞをやっておりますような次第で……
それはさておき、長谷部選手は孤独だったようで、
「本が友達でした」
と、述べておられました。
小学館の宣伝のフレーズ、
『本は友達〜🎶、小学館〜🎶』
に似てはいますが、
「本は友達」
と
「本が友達」
では、ニュアンスが違います。
つまり、
「本が友達」
は、本以外に友達がいない、ということで、
「本は友達」
ですと、本の他にもお友達はいますよ〜、ということになります。
ドイツでは、長谷部選手は孤独だったと、ご本人も述べておられますが、孤独であることは同時に、自分と向き合うことだともおっしゃていました。
上っ面だけで仲良くするよりも、本を友として自分と向き合うほうが、よほど価値ある時間になる、ということでしょう。
もちろん、アタクシも本を友として自分と向き合ってろいますが、例の友人は、
「キミの場合、他者と話題を合わせるために読んでいるのだから、誰かと上っ面だけで仲良くすることと変わりない」
と、とっくに見破っておりました……