本日の《そこまで言って委員会NP》は、新聞家の六つ子に擬えて主要新聞六社の記事を比較するばかりか、読売テレビであるにも関わらず、朝日新聞、毎日新聞、産経新聞から論者を招いてそれぞれの主張に切り込むという、他では考えられないような夢の競演を実現していました。
昨今、新聞を使って考える力を養成しようなんて取り組みがなされたり、コラムの書写てなことを推奨したりと、教育現場に新聞を取り入れる試みがなされていますが、今日の《そこまで言って委員会NP》を見せるだけで、生徒のモチベーションを上げ、さらに視野を広げ、思考力を増強することができるのえはないかと思います。
番組では、女子高生を登場させたり、高校の生徒会を舞台にしたりと、これまでにも教育現場を使ってわかりやすい説明を、Eテレそこのけに行っていますから、そっくりそのまま視聴させてもいいように思います。
しかも、そこに必ず笑いの要素が入れてあり、意見の違う人とどのように議論するか、という手本にもなるのではないかと思います。
ただ、
「民放番組を教育現場に持ち込むのは、如何なものか……」
てな慎重論が出るかとも思いますが、そうした意見が出ることも前提にして、
『《そこまで言って委員会NP》を教育現場に持ち込むことについて』
なんてテーマを、《そこまで言って委員会NP》で議論するなんて企画は、面白いと思いますが、どないでっしゃろ……