品のない性的表現として非難される観光PR

宮城県が作製した、檀蜜さんが出演する夏の観光PRに、

「品がない」

「性的表現は不愉快だ」

という苦情が、90件寄せられ、女性県議が削除を求めているという報道がありました。

賛否両論の今回の反響は、過去にはないほどで、県はそのまま継続するそうです。

 

どこからか、

「不愉快だ」

なんて苦情が少しでも上がると、すぐに削除だ謝罪だという世間の風潮に、珍しくお上が迎合しない判断を示したことになるかと思います。

 

ボーナスのない人々には、ボーナス支給時期に流されるコマーシャルは不快で、円満な家族が集う家や家族の幸福を見せるストーリーを展開する自動車の宣伝が嫌いだという人もいらっしゃるかと思いますが、そんな苦情がコマーシャル中止に至る場合は、珍しいのではないかと思います。

 

世の中、何かを行って100%苦情が出ない、なんてことはないように思います。

 

性的な表現が不愉快だ、品位がない、てな理由で宮城県を訪れる観光客が減るとしたら、県としては考え直さなければならないかもしれませんが、逆に増えるようなら、県民の税金が生かされた、逆に、削除して観光客が減ったとなれば、削除を求めた県議は、県政を誤った、ということにもなるかと思います。

 

こんな話を例の友人にいたしましたところ、

「キミの場合、要は、壇蜜さんのファンだということだよね」