オーラが見える日本のスピリチュアルの代表的な方で、アタクシも、以前から存じ上げております。
もちろん、江原さんは、アタクシを御存知ありませんが……
一応、お約束のボケでございます。
江原啓之さんのすばらしさは、オーラが見えるところにあるのではなく、それも含めて御自分が少数派であることを認識され、それゆえに早くから人生の不条理や理不尽に疑問を持っておられたところにあるかと思います。
そんな江原さんの、
『しあわせな人は意地悪しない』
は、以前からアタクシも感じておりましたことで、意地悪な人を見かけますと、
「この人は不幸な人なんだ」
と思っておりましたが、
「この言葉を紙に書いて目に付く所に貼っておくといい」
と言われて、アタクシ、早速、自分の机の前に貼っておこうかと……
え?
(お前はやっぱり意地悪やったんやな!)
『転んだ先には必ず饅頭が転がっている』
というのも、示唆に富んだ言葉で、
『転んでもただでは起きない奴』
ほど、素晴らしい人生が送れるんだと思いましたが、アタクシの場合、問題は、転んだ先に転がっているはずの饅頭を見つけられないのは、なぜなんだ〜! というところにあります。
最後は、マザー・テレサさんの言葉を引用しながら、すべては他者との問題ではなく、自分の中にあるものとの関係、という主旨の言葉がありましたが、過去に何度もそうした言葉に触れて感銘しながら、毎度すっかり忘れて、
「相手が悪い……」
と思って自分を慰めております。
だからこそ、饅頭を拾い損なって、意地悪な発想をしてしまうのでしょうか……