《そこまで言って委員会NP》〜暴言迷言大賞から見えること〜

本日の《そこまで言って委員会NP》は2017上半期暴言迷言特集ということで、暴言、迷言、名言の三部門でノミネートされたそれぞれの言葉の発言者とその状況について振り返り、委員会のメンバーが上半期の大賞を選出するという、恒例企画でございました。

 

大賞に選ばれましたのは、拙ブログでも触れました豊田真由子議員の、

『このハゲー!』

でございましたが、ノミネートされた言葉を改めて眺めてみますと、アメリカはトランプ大統領の、

『you are fake news.』

てな大物発言から、

『一線は超えていません』

なんて不倫議員の言い訳まで、政治家、あるいは政治家に言葉の多かったこと……

 

暴言と迷言には十六の言葉がノミネートされていましたが、

『一線は超えていません』

を含めて名言は、わずかに五つでした。

 

もちろん、ノミネートした番組の意図もありましょうが、アタクシたちは、日々、どれほどくだらない言葉に侵されているのか、ということの証しのようにも思いました。

 

だから、癒される言葉や勇気を与えてくれる言葉を集めた書籍、名言集が書店やコンビニエンスストアーに、いつも、そしていつまでも並んでいるのでしょう。

 

個人的には、藤井四段の、中学生とは思えない、

『僥倖です』

と、某国の報道として発信された、

『アメリカ空母は太って肥大した変態動物』

を、選出したいと思いましたが、番組冒頭で初出演の六代目三遊亭円楽師の、

「この番組って、何でも言って委員会でしょ」

に、大賞を差し上げたいと……

 

え?

(それは年間大賞にノミネートせなあかんやろ!)