《おクジラさま》の国際理解と《加計問題》の意見広告

たとえ、他者の価値観が理解できなくても、否定はしない。

それが、国際理解、相互理解だと言われているのに、それが世界で実践されていない好例が、日本の太地町にクジラ漁かと思います。

 

先ほど、カンテレの報道ランナーで佐々木芽生監督の映画『おクジラさま』が紹介されていました。

七年前に公開された、太地町のクジラ漁を一方的に非難する映画『ザ・コープ』によって、私たち日本人の文化がどれほど傷つけられたことか……

それを改めて認識できる映画かと思います。

 

本日の産經新聞朝刊に、

「放送局は、公平・公正な報道責任を果たしてください」

という意見広告がありました。

加計問題の、前川喜平氏の発言を報じた時間2時間33分46秒と加戸守行氏の発言を報じた時間6分1秒を、例として挙げていました。

 

印象として不公平だとアタクシも感じておりましたが、これほどとは思いませんでした。

 

パンダに関する報道時間とパンダ以外の動物に関する報道時間も、同じぐらいではないかと思います。

 

他者の価値観を理解する姿勢ではなく、うっかりすると、知らないうちに誰かから植え付けられた価値観を自分の価値観として、他を否定している自分、それがやがて相手を悪として裁く姿勢になるのではないかと、自分を疑うところから、ほんとうの国際理解は始まるのかもしれません。

 

え?

(オチがないぞ!)

 

って、やっぱり書いてしまいました〜