今朝の〈サワコの朝〉(MBSテレビ)のゲストは、シンガーソングライターのさだまさしさんでした。
コンサートでは、歌ばかりではなく、二時間のコンサートで歌は二曲だけ……なんて都市伝説なるものも流布しているぐらい、すばらしいトークも披露してくださっていらっしゃいます。
そのトークについて、
《飽きないためにトークを鍛える》
と、おっしゃっていました。
トークに絡んで、永六輔さんに話題が及んで、15分でも30分でもきっちり話せる永六輔さんでも、1時間はムリだろうと思って話を求めたところ、これも1時間ちょうどで、
「じゃあ」
と立ち去ってから振り返ると、時計がありました……
なんて話をされるさださんのトーク術のポイントは、
《術とネタを頂戴する》
ところにあるように思いました。
以前、歌手にもトークの力が必要だと思って、歌手を対象にトーク教室を開くと面白いのではないかというアイデアを、知り合いの音楽関係者に提案したことがありますが、相手にされませんでした……
でも、さださんでさえそうなんだ、と思うと、やってみる価値はあるように思います。
これを、例によって例の友人に話しましたところ、
「キミの場合、他人にトーク術とネタを云々する前に、困った時にはいつもボクを引き合いにオチにしているという、工夫と研鑽の見られないところに問題があるよね」