本日、ジャッキーチェンさんの映画『スキップトレース』(米中香港合作 日本での配給・KADOKAWA)を鑑賞してきました。
落語『昭和任侠伝』よろしく、若い頃はジャッキーチェンさんの『蛇拳』や『酔拳』を見てはすり足やら千鳥足やらで映画館から出てきては、
「は! は!」
なんて声を発しながら、手首をくねらせてものでした……
2009年の『ベストキッド』以来ということですが、CG花盛りの最近の映画界にあって、アイデアと人間の肉体のみを駆使したジャッキーチェンさんの映画は、圧倒的な迫力を見せつけてくれます。
ただ、よかったのか残念だったのか、公開からまだそれほど経っていない土曜日だったのに、観客が少なかったようです。
もちろん、終ってから、
「は! は!」
てなことを言いながらポーズを決める方はいらっしゃいませんでしたし、アタクシも、もう大人ですから、なんとか我慢いたしました……
12月にも、ジャッキーチェンさんの映画が公開されるようですから、もしかしたら、我慢できないかもしれません……
ちなみに、印象に残った台詞は、ジョニーノックスヴェルさん演じる相棒のコナーが空港で入国の目的を尋ねられた際に、
「観光です。でも、これだけ美しいあなたを見てしまって、いったい何を見ればいいんでしょう」
でした。
空港に行って入国の目的を尋ねられるなんてことはありませんが、機会を見つけて使うつもりでいます。
え?
(いつも似たようなことを言うてるやないかい!)
いや、それは、アアタ、ちょっと、何でございますよ……