忍者のアイデア

あのスターウォーズにも忍者をモチーフとした人物が登場するほどですから、改めて述べるまでもありませんが、外国人観光客を魅了する“NINJA”が人気を呼んでいるそうです。

 

日本文化の特徴を表す最たる例として、外国人によってその価値が発見された浮世絵を挙げることができますが、おそらく、忍者もその一つに数えられるのではないかと思います。

 

一部、著名な作家による作品もありますが、大概は、『仮面の忍者 赤影』『変身忍者嵐』『サスケ』『カムイ外伝』『忍者ハットリくん』など、忍者と言えば子供を対象とした、荒唐無稽な物語、というイメージが強いのではないかと思います。

でも、子供が夢中になる、常識の枠からはみ出たその発想こそが、日本独自の文化と言えるのではないかとも思います。

それを、外国人からまたしても私たちは教えられているのではないかと思います。

 

やはり日本文化の一つとして、かつて隆盛を極めた時代劇の復活が促されているようですが、『遠山の金さん』や『水戸黄門』や『大岡越前』、あるいは『必殺仕事人』なんて、過去の鉄板時代劇に頼るのではなく、忍者をモチーフとした、まったく新しい時代劇、まさに荒唐無稽な物語を創出すれば、時代劇の復活にもつながるのではないかと思います。

 

ですから、ここは、NHK大河ドラマとして、たとえば『仮面の変身忍者・赤影嵐』てな作品をこしらえたら面白いんやないかと……

 

ズバーッ!

 

甲賀幻妖斎の手下の下っ端忍者を斬るみたいに、そないにバッサリ切り捨てんでもええやおまへんか……

 

(留さん、使わしてもらいましたで〜)