今日の〈サワコの朝〉(MBSテレビ)のゲストは、五木ひろしさんでした。
『人生でもっとも強力な力となりうるものは、長く続けてきたことだけだ』
と、いうことを、改めて知らされたように思います。
五木さんの頭に入っている曲、すぐに歌える曲が、3000曲とご自身でもおっしゃっていますが、
「ラジオから流れる歌を、五歳から毎日聴き取って書き写していた」
というお話をうかがって、感嘆いたしました。
その頃から、すでに歌手になる志を持っていらっしゃったそうですから、ただただ脱帽するばかりでございます。
その五木さんが、恒例の、番組の最後に選んだ曲が、井上陽水さんの《人生が二度あれば》でした。
アタクシも好きな歌で、
「ああ、人生が二度あれば、五歳からもっと努力するのに……」
と思いましたら、
「この歌は、子供のために自分の人生を送って母親に、好きなように生きてもらいたいという思いをこめて、母の人生が二度あれば、という歌なんですよ」
と、五木さんの言葉に、浅薄な自分人生を、恥ずかしく思うばかりでございました。