有名になる人たちの共通認識

五木ひろしさんは、八代亜紀さんと、一時、〈五八戦争〉と言われるほど、賞を争っていらっしゃったそうで、八代さんが賞を獲ったときには、口惜しいと思われたそうです。

 

先日、ご紹介いたしました《文藝別冊 阿久悠》には、阿久悠先生と倉本聰先生の対談記事が掲載されていて、お二人とも、賞を穫ることや有名になることにこだわっていらっしゃることが記されていました。

反対に、売れなくてもいいという人を信用しない、あるいは、こだわっていることを隠す人間は嫌だ、下品だと、お二人そろって断じておられます。

 

失敗するかもしれないけれど、それでもこんなことに挑戦しているんだと周囲に明かすほうがよいということは、自己啓発的な書籍にも書かれていますし、これだけ成功された方々が同じことを述べられているわけですから、アタクシも……

 

え?

(さっき、浅薄な自分の人生を反省したばっかりやなかったんか!)

 

ええと、つまりその、人生は一度しかありませんから、二度あればうまくやるのに……なんて後悔しないようにと……

 

そうそう、テレビのインタビュー番組も、雑誌の対談記事も、いろいろ教えられることがあって、よろしゅうございますなぁ……