番組改編期特別番組問題

番組改編期と称する時期になりますと、新番組の時間枠を拡大したり、長時間にわたるバラエティ的特別番組が放送されます。

 

「番組改編期に、こんな必要はあるのだろうか……」

と、毎度、疑問に思いながら、テレビを見ている日常よりもより静かな夜が過ごせているのは、アタクシだけでしょうか……

 

極めつけは、NHKの昨夜8時から放映された、朝の連ドラの『笑てんか』の宣伝番組ではないかと思います。

これは、笑うてる場合やないんやないかと思います。

そんなことをしてもしなくても、本日最終回を迎える『ひよっこ』の、当初はそれほど高くはなかった視聴率は上がり、巨大な怪獣怪人の登場まで検討された『仮面ライダー』は、一時、途絶えはしましたが、長くシリーズ化されています。

笑点』にいたっては、番組改編などどこ吹く風と言わんばかりの長寿番組です。

 

番組改編期をこしらえて、通常と違う番組を流すというのは、実は視聴者のためではなく、実はヒットしないかもしれない新番組であることを隠しながら、私たちはこれだけ新番組に力を入れていますよ、ということをスポンサーにアピールしているだけのように思っているのは、やはりアタクシだけでしょうか……

 

テレビの危機も時代劇の危機も、一般に言われているようなことがその要因になっているのではなく、もっと別にあるように思いますが、このままテレビも時代劇、このまま凋落して消滅してしまうようなことは、是が非でも避けてもらいたいと思います。

 

でないと、拙ブログの継続更新も難しくなってしまいますから……

 

(こら!)