手紙〜1000日後の自分へのメッセージ〜

東京羽田空港内で、『未来へつなぐレガシー展』(読売新聞社主催)が開かれているそうです。

ちょうど、東京オリンピックの開会式まで1000日ということで、リオデジャネイロオリンピックのメダリストらの、『1000日後の自分へのメッセージ』が展示されているようです。

 

未来の自分に宛てた手紙の代表と言えば、卒業式なんかに校庭の一隅に埋めたタイムカプセルに収めた手紙でしょう。

 

アンジェラアキさんの《手紙〜十五の君へ〜》(作詞作曲・アンジェラアキさん)も、未来の自分に宛てた手紙がテーマです。

 

その他、実際に半年や一年、あるいは何年か先の自分に手紙が出せるというサービスもあるようです。

 

一年後ぐらいですとそんなに自分が変わっていることはないかと思いますから、卒業式のタイムカプセルよろしく、忘れたころに届く手紙、たとえば、今の自分の状況について述べたり、将来の夢を書いていたり、あるいは今回のオリンピック選手のように、自分を鼓舞することを記したり、ただし、受け取ったころにはすっかり忘れているという内容が面白いのではないかと思います。

 

『夢をかなえて充実した人生をおくっっているキミへ……』

 

こんなことを例によって例の友人に語り、

「アタクシも、30年ぐらい未来の自分にこんな手紙を書こうかと思っている」

と告げたところ、

「30年後というと、キミ、もう死んでるんやないか……」

「いや、30年はちょっと大げさやったかもしれへんけど、手紙を書いたことを忘れているぐらいに届くようにしたいんや」

「なんや、明日届いてもええということやないか……」