サワコの朝(MBSテレビ)300回記念、檀ふみさんをゲストに招いての、今日は先週に続いての後半が放送されました。
聞いていてお二人の会話が楽しいのは,単純に、三十年来の親友だからというのではなく、お二人の中に豊富な語彙が蓄えられているからではないかと感じました。
たとえば、檀ふみさんは、お父様がいつ怒るかわからない状況を、
「どこに逆鱗がひそんでいるかわかりませんから……」
と表現され,、エッセイの連載を引き受けようかどうか迷う阿川佐和子さんに、
「週に1回必ず幸せになる」
とおっしゃって背中を押されたりしたエピソードは、檀ふみさんの言葉の豊かさを表すものかと思います。
その高い言語能力をお持ちの檀ふみさんと30年来の親友でいらっしゃる阿川佐和子さんにも、当然,それに相当するだけの言葉の力がおありかと思いますし,なにより、そうでなければ、これだけインタビュー番組を続けてはいけません。
《類は友を呼ぶ》
とは、よからぬ仲間が集まる時に使われる場合が多いかと思いますが,それは、よからぬ仲間が使用する言語のなせる業でもあるかと思います。
もしそうなら、
《言葉は友を呼ぶ》
と言い換えてもいいように思います。
こんなことを例によって例の友人に語ろうといたしましたところ、
「先に言っておくが,キミの語彙力と、ボクの言語能力には、天と地ほどの違いがあるからね」
と申しましたから,
「でも、我々はワレワレの世界の人間だよね」
もちろん、拙ブログをお読みのアナタも……
ボカ! ドス! ゴン! ムギュ〜!