トランプ大統領が、戦死した兵士の遺族に電話で、
「彼は自分が何に志願したのかはきっと承知していたと思うが、それでも心が痛むものだ」
と、無神経な発言をして遺族を傷つけたことで、非難されているという報道がありました。
大切な人を失って悲しむ人にかける言葉ほど、難しいものはありません。
それが国のためであり会社のためであれば、尚更そうではないかと思います。
たぶん、故人とその遺族のことをよく知っている人、もしくは、相手の立場を自分に置き替えて想像出来る人、あるいはその人の悲しみをいくら推し量っても量り切れないと自覚している人、そんな人であるなら、言葉を失うのではないかと思います。
言葉を使う場合、自分の一方的な思いを伝えるだけでは済まないことの方が多いのではないか、という認識を持っていることが大切だと思います。
そうでなければ、安易に言葉を発してはいけないと思います。
むしろ、黙っているべきでしょう。
それで、私は何度も失敗していますから……