台風接近の昨日、予定通りちりとてんちんの会が開催されました。
アタクシが馳せ参じましたのは、トリの春乃嬢の『胴切り』の途中からで、皆には、
「遅い!」
「何しに来たんや!」
「そんなに私たちに落語を見たくないんか!」
と、非難轟々でした……
ちりとてちんの会では、もちろん落語でも笑わせてくれますが、もっとも笑い転げるのは,打ち上げの言いたい放題でございます。
たとえば、
「笑うと、ドーピングが出てくるから……」
と、酔ったちろり嬢が言うと、お茶子を務めた春乃嬢の娘さんが、
「それ、ドーパミン……」
どっかーん!
アタクシ、
「また、なんぞのときに使わせてもらいます」
しばらくして、
「皆、ヒトメ置いてる……」
と、酔った小亀さんがおっしゃると、
「それは、イチモク置くや」
指摘したちろり嬢に、
「キミ、さっきドーパミンをドーピングて、言い間違えたやないか」
どっかーん!
アタクシ、
「また、なんぞのときに使わせてもらいます」
今の世の中、笑ったことがないという方が少なくないようで、だから東京辺りでは落語なんかがもてはやされているようですが、その気になれば、いくらでも笑いは作り出せるのではないかと思います。
今回、膝を痛めて正座ができなかったかかし師は、立ったまま落語を演じられたそうで、
「オマエ、何してんねん」
「立ってんねん」
「立って何してんねん」
「立って,落語してんねん」
どっかーん!