今年の流行語大賞にノミネートしたい『印象操作』

まだ、若干早いかもしれませんが、今年の流行語大賞には、

《忖度》《ファースト》《印象操作》

などがノミネートされるのではないかと、勝手に考えております。

 

《忖度》と《ファースト》は拙ブログでも触れておりますほど、話題となった言葉ですが、《印象操作》は、『森友加計学園』問題をず〜っと持ち出す野党に安倍総理をはじめ、自民党の方が使っただけの言葉のように見えますが、案外、世間に浸透している行為を表す言葉でもあるのではないかかと思います。

 

上層部のお覚えめでたくないスタッフを首にはできないために、会議の場で《印象操作》を行っている、なんて話を、最近知人から伺いました。

 

アタクシの知り合いで離婚歴のある男性は、女性にも印象がよいように受け取られていますが、ところがどっこい別れた妻に聴いてみますと、ドメスティックバイオレンスが離婚の原因だったそうです。

外面がいいというのも、《印象操作》といえるのではないかと思います。

 

第一印象が大事だと言われる世の中ですから、当然、《第一印象操作》も行われているわけです。

 

事実を報道しているように見えるマスコミも、自分たちの主義主張をアピールするために、記事の取捨選択することによって、《印象操作》を行っていることに気がついておられる方は、少なくないと思います。

 

言葉と事象が合致して世の中に浸透していると考えれば、《印象操作》などは、第一番に挙げられるべきではないかと思います。

 

てなことを述べながら、アタクシも日々《印象操作》に励んでいるわけですが、世の中の人々、特に女性にこちらの考える印象に操作できないのは、いったいなぜでしょうかと例の友人に尋ねましたところ、

「操作してなんとかなるようには思えないほど、キミの印象は悪いよね……」