サザエさん問題

日曜日午後6:30からフジテレビ系で放送されている『サザエさん』(作者・故長谷川町子先生)のスポンサーを東芝が降りるという報道があって、次のスポンサーが見つかるかどうかが気になっていたところでありますが、『サザエさん』を打ち切れという意見を述べられている、どこぞの大学の先生がいらっしゃるそうです。

 

「家族の枠組みが変わりつつある現代」

において、

「世間とずれいる」

ということなんだそうですが、そんなことを考えてアニメーションを見ている人は、どれほどいらっしゃるのでしょうか……

 

あるいは、『サザエさん症候群』なるものがあって、サザエさんが始まると翌日の月曜からの仕事を思って鬱状態になる人がいらっしゃるというお話も、以前より耳にしておりますが、それなら同じ長寿番組の『笑点』(読売テレビ)でも同じではないかと思いますし、明日から仕事だと意識するのがいやなら、見なければいいとも思っております。

 

どうしてこうも『サザエさん』を陥れようとする考えが出てくるのか、おそらくは、幸せなサザエさん一家に嫉妬する者の仕業ではないかと、アタクシ、密かに考えておりますが、いかがでございましょうか……

 

スポンサーや視聴率の問題でいつ打ち切られても文句を言うような真似はいたしませんが、

「『サザエさんは魚をくわえて逃げる猫を追いかけました』。さあ、魚をくわえているのは、猫かサザエさんか?」

という持ちネタの一つがなくなってしまうことを、アタクシ、懼れるばかりでございまして……

 

ボカ、ドス、ゴン!