《情けは人の為ならず》
ということわざには、
《巡りめぐっておのがためなり》
という言葉が後に続いています。
つまり、人に情けをかけると、それが巡りめぐって自分が困っているときに誰かに助けられる、という意味の言葉ですが、この〈情け〉を、〈非難〉に置き替えてることもできるのではないかと思います。
たとえば、日本維新の会の衆議院議員足立某先生は、立憲民主党の衆議院議員辻本某先生に疑惑をいくつかの疑惑を投げつけていますが、実は辻本某先生も、かつて衆議院議員だった鈴木某先生を、
「疑惑の総合商社」
と称して追及しておられました。
その辻本某先生が今度は疑惑を向けられているわけですから、今どきの言葉で言えば、ブーメランとなって非難が還ってきた、と言えるように思います。
ということは、日本維新の会の足立某先生にも、やがて疑惑のブーメランが還ってくるばかりか、それに先立って他の議員先生を、
「犯罪者」
と断じておられましたから、これも犯罪者のブーメランになって還ってくるのではないかと密かに思っておりますが、さて、どうなりますことやら……
ここから想起いたしましたには、
《巡る因果は糸車》
《天に唾する》
なんて絶滅危惧語でございまして、よくぞこれらにスポットライトを当ててくださったと、アタクシ、喜ぶと同時に、両先生には感謝するばかりでございます。
え?
(こんな嫌みな言い方も、アンタに還ってくるんやろ……)