NHKの『おはよう日本』の〈世界のメディアザッピング〉で、クリスマスソングに関する報道のあと、高瀬耕造アナウンサーが、
「クリスマスの直後に誕生日を迎えるわたくしは、街全体が祝ってくれているようで嬉しくなったという勘違いも一時はしましたが、クリスマスが終わった直後の、訪れる静寂が私の心を傷つけます」
と、述べたことが、視聴者の話題になっているそうです。
残念ながら、今朝の高瀬耕造のコメントは見逃しておりますが、拙ブログでも高瀬耕造アナウンサーを何度か話題にいたしておりますように、彼の当意即妙な言語感覚は、NHKのアナウンサーにしておくにはもったいないぐらいだと思います。
奇を衒うような感情表現を排しながら、視聴者の心に直接入り込んでくる言葉使いは、かのトーベ・ヤンソン先生のムーミンに登場する吟遊詩人、スナフキンを想起させてくれます。
なんぞの機会に、
「雨〜に濡れ〜立つ〜、おさ〜びし山よ〜🎶」
なんて歌うと、たちまち歌は大ヒットし、高瀬アナウンサーは一躍アイドルになるのではないかと思いますが、いかがでしょうか……