サラリーマン社会に適合するのが大変な人って、誰やねん!

自由民主党の某衆議院議員が、力士について、

「体がでかいから普通のことができない」

と発言して物議を醸したことに関して、

「力士の中には、サラリーマン社会に適合するのはなかなか大変な人もいる」

として、相撲の文化を絶やしてはいけないという主旨の発言であったという釈明をされたそうです。

 

この先生の発した言葉の、〈力士〉を他の言葉、たとえば〈政治家〉に置き替えることもできるかと思います。

『政治家の中には、サラリーマン社会に適合するのはなかなか大変な人もいる』

その他、〈芸術家〉や〈芸人〉なんて言葉に置き替えても通じます。

 

爆笑問題の太田さんは、これ以外の仕事、たとえばコンビニエンスストアーの店員は勤まらない、なんてことをおっしゃって、自分がサラリーマン社会に適合できないことを述べておられました。

御自分のことをよく理解している人は、尊敬に値します。

 

でも、この発言をされた某先生は、自分がサラリーマン社会に適合できるか否かについて、お考えになったことがあるのでしょうか……

 

また、

〈選挙に落ちればただの人〉

とは政治家を揶揄する言葉ですが、サラリーマン社会に適合できるかどうかという基準でしかモノを考えられないのだとしたら、当選するか否かという以前に、その人は政治家という仕事にも適合できない人間であり、ただの人にもなれないのではないかとも思います。

 

かく言うアタクシも、サラリーマン社会に適合するのが大変な人間の一人ではありますが、そんな政治家に心配されるほど落ちぶれてはいないつもりであります!

 

ちょっと言うたった……