祭蝶・来舞二人会レポート

昨日、《祭蝶・来舞に人会》に参りました。

このお二人の助っ人に、円九師と猿之助師が加わり、上方素人落語の大看板、かつての上方四天王がそろい踏みのような贅沢な落語会でした。

 

2時半開演ということでアタクシ、2時5分頃に参りましたら、もう満員でなんとか唾かぶりに座らなくてよかった、という状態で、おそらく伝楽亭集客記録ベスト3に入るのではないかと思われる、30余名のお客様がお越しになったそうです。

 

ネタも、猿之助の師の〈つる〉に始まり、祭蝶師〈紙入れ〉、来舞師〈池田の猪買い〉、中入り後に、円九師の〈京の茶漬け〉、来舞師の〈軒付け〉、トリは祭蝶師の〈二番煎じ〉と、古典落語を堪能させていただくばかりではなく、それぞれのネタの中に、時事を入れ、あるいはアドリブで前に演じられたネタのくすぐりや登場人物を入れたりと、この1年の、い、人生に一度見られるかどうかというぐらいの落語会でした。

 

続けて本日、《三題噺お会・ファイナル》を開催します。

でも、昨日ご来場くださって満足されたお客様に、

「明日も伝楽亭で《三題噺の会》があります」

と申し上げましたところ、

「明日は宝塚を見に行くので……」

フィギュアスケートに見に行くので……」

「コンサートに行くので……」

 

さて、今回もお客様より演者の方が多いのでしょうか……