第8回創作漢字コンテストの審査結果が発表されました。
最優秀賞は、口(くにがまえ)中に入った紙の糸偏の先だけが外に出ている漢字で、音読みは〝シ〟、訓読みは〝ティシュ〟。
もう一つは、にすいに舞を書いて、音読みは〝ブ〟で訓読みは〝フィギュアスケート〟。
どちらも外来語をうまく漢字にしていると思いますが、以前、お話しいたしました創作四字熟語と同じく、これらが日常的に使われるようになるのか、という点に焦点を当てるなら、これってどうなのよ…… って思ってしまいます。
いわゆる国字と言われる漢字は、〝峠〟などいくつかありますから、マスコミや教育関係で使うようになれば、あるいはパソコンで変換できるようになれば、思い切って漢和辞典に掲載すれば、将来、漢字として残っていくのではないかと思います。
俳句の季語は増え続けているのに、新しく漢字が増えたなんて話は耳にしたことがありません。
新しい漢字を創作するということは、つまり世間の漢字に対する関心を高めるということですから、教育上もよろしいかと思います。
ただ、漢字が増えると、また覚えるのが大変かも……
え?
(その前に、このブログの誤字をなくせ!)
留五郎さん、よろしくお願いします!