現代では、精神疾患を患っている人を、あるいはその家族を、福祉施設や医療機関などで支援する制度がありますが、そうした制度や施設がなかった昔は、いわゆる座敷牢などに閉じ込めていたそうです。
寝屋川市で長期間監禁されていた女性が亡くなったという報道は、未だに座敷牢が根絶されていないという証左でもあるかと思います。
同性カップル第1号と言われた女性二人が、婚姻届けにあたる証明書を東京渋谷区役所に返還し、それを〝離婚〟とした報道がありました。
どちらも少数派に関わる報道です。
誰もが幸福である社会の実現を目指すなら、こうした報道がされなくなることが、一つの指標になるのではないかと思います。
社会を構成するすべての人が、少数派と言われるその人たちのありのままを、少なくとも否定的に見ない、という世の中になることかと思います。
来年は…… いえ、できれば、御用納めの今日、そんなことの報道納めになってもらいたいと思います。
え?
(このブログ納めはいつや?)
ってアアタ、それは少数派の拙ブログを……
え?
(誰も報道してくれへんで!)