アメリカ映画界で巻き起こった、大物プロデューサーなどのセクハラを指弾する〝ミーツー〟の広がりに対して、フランスの女優、カトリーヌ・ドヌーブさんなどが展開している〝口説く自由〟に注目が集まっているようです。
あたかもそんなタイミングを待っていたかのように、裁判で、いわゆる壁ドンがセクハラに当たる、という判決が下されたという報道がありました。
本日、1万項目を加えて10年ぶりに改訂された辞苑が発売されました。
増補された1万項目をすべて紹介するわけにもいきませんから、メデイアによってめぼしい言葉が紹介されていますが、震災によって誕生した〝安全神話〟や〝原発震災〟といった言葉も登場しているようです。
さて、〝壁どん〟が広辞苑に加えられたか否かについてはまだ確認しておりませんが、この裁判結果によって、次の改訂時、〝壁どん〟に、
「セクハラ行為の一つ」
てな意味が新たに加えられるかもしれない、と思うとなんだか楽しくなってきます。
そうなりますと、〝壁どん〟には、口説く自由を表現した行為と受け取られる、セクハラ行為として受け取られるか、ちょっと試してみたい衝動にかられますのは、果たしてアタクシだけでございましょうか……
なんてことを、例によって例の友人にいたしましたところ、
「キミの場合、試すまでもなく、一つの意味に限られるよね……」