以前、バス停の片隅にある自衛隊の広報版に貼ってあった、劇場版『マジンガーZ』がいよいよ公開されました。
ウルトラマンや仮面ライダー、あるいは戦隊ヒーローのようにテレビシリーズが放映され、映画化されているものではなく、といってロボットアニメでは鉄腕アトムや鉄人28号ほどの知名度は高くないわりには、カラオケでマジンガーZイントロが流れると、もうそれだけでメンバーの血流を60%は改善するだろうというほどの人気を誇る、永井豪先生の名作です。
近頃は、コマーシャルでもお目にかかることがあり、週刊誌で永井豪先生の回顧録的シリーズの一つにもなっておりました。
このマジンガーZで、半男半女のアシュラ男爵から機械と怪獣を合体させた機械獣なんかの造型にもずいぶん魅かれましたが、パイルダーを頭部に合体させることで作動させるとか、ロケットパンチをはじめとする兵器の発想にも目を奪われました。
永井豪先生のあの発想はどっからくるのか、ということは、デビルマンでも感じておりましたが、まさにその発想にこそ、天才の天才たる由縁があるようで、一般化できる方法論では語れないようです。
今回は、当時の主人公が成長して…… という設定のようですが、どうなっておりますやら……
また、成長したおそまつくんやマジンガーZに続いて、次は『バビル2世』登場、なんてことになっているでしょうか……
アタクシ、個人的には、『破裏拳ポリマー』あたりを期待して……
え?
ポリマーをご存じない?
失礼しました……