昨日、旭堂南華師の御誕生日講談会がありました。
東京から、神田陽子師がかけつけて、『爆裂お玉』を演じられ、南華師は『高田馬場』と『エド版・木津の勘助』を披露してくださいました。
申すまでもなく、いずれもすばらしい出来映えで、のっけの林家染八師の『ときうどん』にも笑わせてもらいましたが、もう一人、ゲストでお越しの桂千朝師の、まあ、面白かったこと……
『永田町商店街紅白歌合戦』と題した創作は、昨年の政界をパロディにした噺で替え歌を中心に見事な出来デ映えでございました。
ただ、アタクシ、恥ずかしながら、千朝師の高座を初めて拝見いたしました次第で、おそらく何度もおっしゃているかと思いますマクラも秀逸で、
「楽屋見舞いにお越しの際は、《花束よりも札束》《拍手よりもキャッシュ》《御声援より五千円》」
というところは、是非頂戴したいと思いまして、終演後、
「なんぞのときに、使わせてもらいます」
と申し上げてしまいました。
大変、楽しい南華師の御誕生日会でございました。
