音声データ発見か? 「もりかけ蕎麦問題はどうなりますか……」

昭恵夫人から電話〉〈音声データ〉

てな見出しを目にして、

「財務室長と面会した直後に、昭恵夫人から、『どうなりましたか、頑張ってください』という電話があった……」

という記事を読んで、昭恵夫人の肉声が録音されている音声データが出てきたのか、とつい早とちりしてしまったのは、アタクシだけでしょうか……

 

よく読んでみますと、

「財務室長と面会した直後に、昭恵夫人から、『どうなりましたか、頑張ってください』という電話があった……」

という籠池氏の音声データで、昭恵夫人の声が新しく出てきたわけではないようです。

 

毎週火曜日にカンテレで放送されている『ファイナルカット』にあるような、取材側の都合のよい場面を編集する、てなマスメディアにありそうな小細工よりレベルの低い話のように感じますが、そんなもんに国会の時間を浪費するな……と思ってしまったのは、アタクシだけでしょうか……

 

音声データであれ映像データであれ、一瞬の事実を示すものかもしれませんが、それが真実を証明するもではないという認識は、多くの方が持っておられるかと思います。

にも関わらず、昨今流行りの言葉を用いるなら、そうしたデータが印象操作に使われ、少なからぬ人々は、それを基に一方的な判断、もっと言うなら、歪んだ裁きを下します。

 

もりかけ蕎麦問題は、いつまでもいろんなことに気づかせてくれて、ほんまにありがたいことございます……

てなことを思ったのも、アタクシだけで……

 

(そうや、オマエだけや!)