昨夜の『独占緊急特報!!貴乃花105日沈黙破りすべてを語る』(ABCテレビ)を見てしまいました……
「やっぱり相撲協会の幹部連中って、面子と保身ばかりを気にいて隠蔽を図る事なかれ主義者ばっかじゃないの〜?」
という印象を持ってしまったのは、アタクシだけでございましょうか……
相撲協会理事長がテレビ局の質問に、昨夜の放送時点で回答をされていないということでしたが、さてさて、どんな回答があるのか、あるいは黙殺されるのかという点に新たな興味をかきたてらっるところではありますが、そんなこととは別に貴乃花親方の言葉で印象に残りましたのが、
《力士は孤独たれ》
と、横綱とは何ぞやと問われたときの、
《横綱は包容力》
の二つでした。
つまり、横綱に求められるのは、
《孤独》
と
《包容力》
という、一見すると矛盾するようにも見える言葉です。
でも、
〈孤独を知らぬ、もしくは孤独を恐れる者の包容力〉
と
〈孤独を知っている、あるいは孤独の中に在ってそれを是とする者の包容力〉
には雲泥の差があるのではないかとも思いました。
それはまた、
《孤独を知る者は誤解を恐れない者でもある》
という、貴乃花親方自身の姿でもあるかと思います。
目指したいのは、そのような横綱のごとき生き方ではありますが、ついつい面子と保身の事なかれ主義に傾いてしまうアタクシでございます……
デンデン