悪魔を、
《憑依する悪魔》
と
《魂を買う悪魔》
に分けましたが、悪魔の一番の疑問は、
「なんで憑依したり魂を買うたりするんや」
というところですが、ネットで調べる限りでは、明確な理由は見当たりません。
永井豪先生の『デビルマン』では、デーモン一族が次々と人間に取り憑いて、うまくいけば主人公不動明のようにデビルマンになりますが、失敗すると人間もデーモンも死んでしまうという設定になっています。
そんなところから考えますと、悪魔が人間に憑依するのは、人間を排除して悪魔の世界を作りだすためではないかと考えられます。
だとすると、悪魔が人間の魂を買うのも、その人間を悪魔にするため、世界中に悪魔で一杯するための戦略の一つだと考えれます。
一方、かつて一世を風靡したアニメーション『妖怪人間』では、主人公のベム、ベラ、ベロは、人間を守りながら、
「早く人間になりた〜い!」
と願っていました。
堕天使ルシュフェルはともかく、悪魔に魂を売った人間は悪魔になったとしても、中には人間に戻りたいと考える族もいるのではないかと思います。
となったら、
《憑依する悪魔》
は、人間に還るためにそうしているのかもしれません。
昨日に続いて悪魔について記していると、アタクシも悪魔に魅入られてしまうかもしれません。
え?
(悪魔も仲間にしたいかしたくないとか、人間に戻るにしてもそんな奴になりたいかどうかとか、考えているはずや……)
そら、どういうこっちゃ!