二年間、勤めた職場を辞める知人の話によると、
「問題が起こっても何にもしない複数の人たち」
と、
「会議の席などで上司の不手際や経営陣の手法を激しく糾弾して組織をよくしていると勘違いして却って職場の空気を悪くしていることに気づかない人たち」
の存在にこれ以上我慢できなくなったことが、退職の理由だそうです。
ある組織のトップに立っている友人は、
「スタッフが辞めるのは、その部署の長がしっかりと伝えることができた結果、本人がそれを理解して自分の将来を考えた場合と、その部署の長がしっかりと仕事について伝えない場合の二つがある」
と述べていました。
それぞれ全く接点のない二人の話を聞いて、
「あちこちでも起こる問題なんだろうけれど、職場環境がよくないせいで誰かが辞めていくのは、もったいないなぁ。なんとかならんもんかいなぁ……」
と思いました。
そんな感想を例によって例の友人に話しましたところ、
「キミの場合、非正規雇用者という立場だから、そんな呑気なことが言えるんだろ」
と言われましたので、
「呑気なことが言える立場を、アタクシは自分で選んだんや!」
と言うたりました。
言うたりました……
言うたりましたんや……
(泣くな!)