〈宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント〉から〜冠と爪痕〜

日本女子ゴルフツアー、サントリー・レディスの大会名称が、昨年、引退したゴルフの宮里藍さんの名前を冠した、

宮里藍サントリーレディスオープンゴルフトーナメント〉

に変更されるという報道がありました。

 

宮里藍さん、おめでとうございます。

 

芸能人、特にお笑い芸人のステータスの一つに〝冠番組〟ができるかどうかということがあるようです。

 

文学賞では、芥川賞直木賞を筆頭に、著名な作家の名を冠した賞があります。

 

フィギュアスケートの羽生選手のように国民栄誉賞が授与されたことは、

《歴史に名を刻む》

ことになるかと思いますが、世間一般の人の中には、そんなたいそなとこまでいかなくても、

《爪痕を残したい》

という思いをお持ちの方も少なくないように思います。

 

もちろん、宮里藍さんや芥川龍之介先生はその名を歴史に刻んではいますが、自分の業績が何らかの形で残れば、己の生きた証、つまり爪痕を残すことになるのではないかと思います。

 

アタクシなんぞも、一発逆転人生を狙いながら、同時に世の中に爪痕を残したいとじたばたしておりますが、一方でステキな女性から、

「あなたの背中に爪痕を残したい……」

てなことを一度でいいから言われてみたいと願っております。

まあ、アタクシの場合、実際には顔に引っ掻き傷を残されるのが関の山かと……

 

てなことを例によって例の友人に語りましたところ、

「キミの場合、顔どころか、鼻にもひっかけてもらえない、ってところやろ」